
2018年11月18日 淡路仁茂九段に指導いただきました。
淡路仁茂九段は、粘り強い受けの不倒流とよばれる先生で、今回も先生の不倒流の受けが炸裂しました。
手合は、四枚落ちです。
プロとの四枚落ちには、いつも引き角戦法を用いております。
今回は、2筋を交換して1歩を持って向かい飛車に振りました。
そしてこの局面。
本譜は、ここから▲77銀と引きましたが、
▲同銀△73桂▲84歩△同歩▲同飛△65桂▲81飛成の手順もあったようです。
でも、これが指せれば手合い違いですw
そこから進んで、44の銀を△55銀へと進めたこの局面。
上手の銀の出方を見ていて、44の銀が△35銀とくれば金無双にして、△55銀とくれば▲48銀と中央を固めるつもりでした。
しかし、▲48銀が緩手で▲56歩が正解でした。
上手はこの歩を取ることができず戻るしかありません。(取ると▲57歩で銀が死ぬ)
そのあと、上手の理想的な陣形を見て私のやる気が無くなりましたが、上手の駒組みの頂点でもあります。
ここから、端に手をかけて端攻めと思いましたが、上手からの仕掛け
この歩は、あまり脅威ではないので放置して、▲94歩とするのが良かったようです。
△同歩▲84歩△同歩▲同飛△83歩▲94飛△93歩▲95飛
先程の局面から、銀を交換して2筋をほじくりこの局面となりました。
ここで、銀を打って馬を作りたかったですが、この手が味が悪かったです。
馬を作って金を追いかけているうちに、上手の玉が固くなりました。
さすが、不倒流。アマチュアにも本気でその真髄を見せていただきました。
この時点で、歩と桂馬しか無いので負けです。
その後、少し抵抗しましたが、この時点で1時間30分を超えていたので少し指して投了しました。
試合後の感想戦では、角をよく使うことをアドバイス頂きました。
こんなイメージ
こりゃ強そうだけど、組めそうにないw
9筋の歩をもう少し早く突き捨てておくことをアドバイス頂きました。
確かに、9筋の歩が切れていれば違う展開でした。
飛車の振る場所を7筋などでもよかったのではないか?とも言われました。
ココらへんは今後の課題です。